60年以上の伝統にさよなら。ベルナベウ改名の可能性を会長が認める

 レアル・マドリードフロレンティーノ・ペレス会長は11日、同クラブとマドリード市役所が1947年に建設され、2017年に始まる予定とされているサンティアゴ・ベルナベウの改修工事、及び周辺地区再編計画の推進で合意に達し、その発表を行った。

 4億ユーロ(約460億円)近くかかると想定されている改修工事の資金は、UAEの国際石油投資会社『IPIC』が出すため、サンティアゴ・ベルナベウの名前は維持し続けるも『IPIC』または『CEPSA』(セプサ、IPICが保有するスペインの石油会社)の名前が加わる可能性が高い。

 同スタジアムの名前は、1943年から1978年までレアル・マドリードの会長を務めクラブの黄金期を築き上げた、当時の会長サンティアゴ・ベルナベウに因んで1955年にこの様に命名された。伝統ある名前をスポンサーの名前で”汚す”ことに現地サポーターは反対しているものいるが、そのおかげでスタジアムの改修工事ができるなら、仕方がないという考えも少なくなく、賛否両論している。

 この改修工事では、スタジアムに開閉式の屋根の設置と外観のリフォームが行われる予定である。なおショッピングモールやレストランがあるベルナベウのA塔近辺には、ペレス会長はホテルの建設計画も練っている。

「その可能性は考慮しているけど、建設許可が下りるか次第だが、マドリードにとって最良になることは疑問の余地がない」

 また、8万1千44人のキャパシティーはそのままで、一方ペレス会長やマドリードの幹部が今まで使用していたベルナベウの事務所はバルデベバス練習場に移転する模様だ。



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